Performers
Sontag Shogun (ソンタグ・ショーグン)
NY出身のIan Temple + Jeremy Young + Jesse Perlstein (現在は米国/カナダ) によるアンビエント/ネオクラシカルトリオ。美しい旋律を奏でるピアノを軸にして、アナログな音響操作や「声」が寄りそいながら世界感を広げていく。まるで記憶の奥の抽象的なパーツが調和しはじめるかのように展開されるサウンドスケープ。さらには、フィールドレコーディング、ボーカル・ループ、深みのあるオシレーター音や増幅されたオブジェの擦音などが用いられ、漂う音響の海から繊細で律動的な不協和音へと、聞き手のディープな想像力を縦横無尽にかき立てていく。その作風やパフォーマンスは国際的に注目され、米Pitchforkや英The Wireなどの有名音楽メディアから続々と称賛をうけている。2022年4月には、現代フィンランドを代表する女性シンガーソングライターLau Nauとの新作『Valo Siroutuu』が米国でリリースされ、日本ではCD盤がRicco Labelから絶賛発売中。日本のアーティストとの交流やコラボレーションにも積極的で、Moskitoo & FilFlaやHaco等との共作曲やリミックス作品も近年発表されている。
Haco (ハコ)
ヴォーカリスト、作詞作曲家、エレクトロニクス奏者。80年代に音響芸術を学び、After Dinnerを結成すると共に作品が国際的に評価される。近年、声と有機的なエレクトロニクス手法をむすびつけた独自のパフォーマンスを展開。その透明感のある歌声と音響技術の融合により実験的かつポップ感覚をつめこんだ楽曲で、世界中にファンをもつ。海外の革新的な音楽/アートフェスティバル公演は数知れず。これまでにソロやHoahio等のプロジェクトでCD/レコード発売多数。2017年、通算7枚目ソロアルバムでアンビエント色の濃い『Qoosui』、2021年には『Nova Naturo』が、豪州Someone Good (Room40) より発売され、国内外で絶賛を浴びる。2022年に、8名の国際エレクトロアーティストによるリミックス集『Nova Naturo Remixed』を自らのBandcamp (Mescalina) でリリース。
https://www.hacohaco.net/haco/home.html
omoidemaigo
omoidemaigoはナカガイトイサオによるソロプロジェクト。「夢のサウンドトラック」というコンセプトのもと、ギター/エレクトロニクス/ドローン/フィールドレコーディング/コラージュ/ノイズなどの手法を駆使し、夢が内包する多様な感覚を表現するべく活動を行う。
これまでに Grouper、Islaja 、Lau Nau、Antti Tolvi 、The boats、Dusting Wongらの公演にてフロントアクトを務める。
ライブ以外の活動として、映像作家 林勇気氏の作品音楽を担当、またSjQ(HEADZ/Leftbrain)のメンバーとしても活躍中。